うつ病でも大丈夫!転職する際に利用したい転職エージェントは?

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障害者雇用
2021/7/8
2021/7/8

転職を考える時、必要な情報をどこで得たらよいのか、誰かからサポートしてもらえないのだろうかと悩むことはありませんか?

特に障害者雇用での転職活動は、 通常の転職活動に比べて情報が少なく、どこで自分に合った就職先に出会えるのか不安になることもあるのではないでしょうか。そのような時に頼れる選択肢の一つに転職エージェントがあります。

 

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、人材を採用したい企業と転職を考えている求職者をマッチングして転職のサポートを受けられるサービスです。人材紹介会社とも呼ばれています。

企業にとっても、採用したいと考える人材を探すのは大変なことで、転職エージェントを利用することにより、自社に合う、より優秀な人材を採用したいと考えています。採用が決まったら、採用者の年収の一定割合を企業が転職エージェントに手数料として支払う、という仕組みです。

一方、求職者は転職エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーとの面談があり、転職先の紹介や、アドバイス、面接のフィードバックなどのサポートが受けられます。企業への応募から選考日程の調整なども転職エージェントが代行してくれます。求職者の利用料は無料です。

転職エージェントは、企業が採用したい人物像に関しても企業にヒアリングをしながら求職者をサポートしてくれるので、自力で探すよりもより詳細な企業の情報を教えてもらうことができますし、転職活動の相談をすることもでき、プロを頼りながら転職活動を進めることができます。

 

 

障害者雇用に特化した転職エージェントの特徴

転職エージェントの中には、障害者雇用に特化した転職エージェントがあります。

一般の転職エージェントで利用できる企業からの求人は、必ずしも障害者雇用で利用できるわけではありません。一方、障害者雇用に特化した転職エージェントの特徴は、企業に障害者雇用をする意思があり、その求人のみ扱っているので、障害者でも応募できるのだろうか、お願いしたい合理的配慮のことはどう話せばいいのだろうか・・・と悩む心配がありません。

また障害者雇用に詳しいキャリアアドバイザーが対応してくれる場合もありますので障害者雇用特有の悩みを相談することができます。 自分自身の障害をどのように企業に伝えるといいのか、書類の書き方、 面接での話し方などその都度相談をすることができます。

実際に転職エージェントから就職された他の障害のある方の転職活動ケースや、転職エージェントが知っている企業の様子などを聞くこともできるでしょう。

 

 

障害者雇用枠のある転職エージェントサービス5選

@GP

https://www.atgp.jp/

@GPは、障害者の就労支援も行っている株式会社ゼネラルパートナーズの総合就職・転職サービスで、業界で最も多い就職実績がある会社です。

 

dodaチャレンジ

https://doda.jp/challenge/

dodaチャレンジは、大手人材系企業であるパーソルグループのサービスです。紹介先企業の業種・職種が幅広く、首都圏だけではなく、地方での採用にも対応しています。

 

クローバーナビ

https://www.clover-navi.com/

クローバーナビは、新卒~中途までの人材転職支援をする株式会社ジェイ・ブロードのサービスです。合同説明会や情報誌の発刊もあり情報収集がしやすいです。

 

クオキャリア

https://quo-career.com/

クオキャリアは障害者の自立支援や情報発信も行う株式会社クオライフドットコムのサービスです。関東の求人が多いです。

 

ランスタッドチャレンジド

https://www.randstad.co.jp/challenged/

ランスタッドチャレンジドは、人材紹介事業を行うランスタッド株式会社のサービスです。関東圏では精神保健福祉手帳を持っていれば受けられる専門的なサポートの提供もしています。

 

 

転職エージェント以外の選択肢は?

ここまで、転職エージェントについての解説してきました。サポートを受けながら就職活動を進めることができる転職エージェントですが、他にも就職活動を進めていくために利用できるサービスがあります。

求人媒体(民間)

求人媒体は、企業の求人情報を掲載し、転職希望者からの応募を集める媒体のことです。インターネットで閲覧できる求人サイトや、紙の求人情報誌、フリーペーパー、新聞紙面に掲載できる求人広告枠などがあります。

今は多くの求人がインターネットの求人サイトに紹介されています。転職エージェントの場合は、どの企業に応募していくかキャリアアドバイザーからの紹介やサポートが受けられますが、求人サイトの場合は自分で探していかなくてはなりません。

しかし、転職エージェントに比べて求人サイトは利用している企業や求人数が多いため、その分選択肢が広がる可能性があります。

今では求人サイトを利用しての転職が非常に多くなっていますが、地方や業種、働き方などによっては紙の情報誌も利用しやすい場合があります。

 

ハローワーク(障害者窓口)

ハローワーク(公共職業安定所)は全国どの自治体にも設置されている公的な機関です。ハローワークの特徴は、障害者専門窓口があり、求人に関して情報提供を受けたり、障害について専門的な知識をもつ職員・相談員に相談ができます。

必要な場合には、地域の障害者就労・生活支援センターや、障害者職業センターの紹介などもしてもらえ、就職するために適切なサービスやサポートに繋いでもらうこともできます。

民間の求人サイトには載っていない求人や、どの地域でも地元の情報を得ることができるのが特徴です。ハローワークの求人はインターネット上からも見ることができます。

 

就労移行支援事業所

障害福祉サービスの1つである就労移行支援事業所でも就職に関するサポートを得ることができます。就労移行支援事業所は、就職に向けた訓練を受けることができる施設ですが、企業に実習に行ったり、支援者から求人情報を得られる場合があります。

就労移行支援事業所を利用しながら、求人媒体や人材紹介会社の利用も可能です。

まとめ

今回は、転職エージェントや他に利用できる求人サイトなどについてご紹介してきました。転職エージェントは、他のサービスに比べてきめ細かなサポートが受けらるのが特徴です。

一方、企業は高い手数料を支払って転職エージェントを利用するので、求められる経験やスキルの水準は高めとなります。一方、キャリアアドバイザーのサポートを得ることができるので、安心して利用できる側面もあります。

他の転職サービスとも比較しながら、うまく活用してみてください。